曲げ試験機(高温曲げ観察装置)

概要

本曲げ試験機は顕微鏡による高温観察ができる近赤外線集光方式の観察炉と高精度曲げモジュールから構成されます。
また、近赤外線集光方式により、高速加熱と高速冷却を実現し、熱サイクルは非常に容易です。 温度制御もパソコンからコントロールされ、さらに撮影のタイミングまでプログラミングすることで完全な自動運転を実現します。

仕様

加熱方式 最大2KN(200kgf)
雰囲気 大気中・ガス置換雰囲気(N2・アルゴン)
真空到達度10-2 Torr ロータリポンプ
試料サイズ 外観 薄板平板形状
外形 長40mm×幅4mm×厚2mm以内程度  ※詳細は設計検討
負荷容量 0.3KN(30kgf)耐荷重0.5KN
曲げ ストローク10mm
※但し荷重負荷時のストロークは1mmです。
曲げ速度 0.001~10mm/min
曲げピッチ長 30mm(固定)
負荷方式 ACブラシレスサーボモータによる定速駆動方式
駆動方式 テーパー機構式 上部2点支持、下部一点支持による3点曲げ機構
駆動速度 0.001~10mm/min
速度精度 設定速度の±1%以内
XYステージ:Y軸 ±10mm X軸 ±20mm
応力サイクル数は0.5Hz(保証値)とし、ソフト・ハード的に可能な範囲で。
尚、サイクル荷重の最大は300N、最小は30Nの範囲とする。
金属顕微鏡ユニット 接眼レンズ×10 
対物レンズ 長作動型×5・×10・×20・×35
※ピント調整は手動式です。
DVカメラシステム カメラ本体(アダプター付き)
Windows版 CPU+17inTFT+DVD Multi
(温度制御+応力制御+撮影制御用プログラム)

※製品のデザイン・仕様につきましては改良等のため予告無く変更する事があります。

曲げ試験機のお問い合わせ

米倉製作所では、高度化、多様化するユーザーのみなさまのニーズに、きめ細やかにお応えするとともに、新たな技術と製品の開発に努めます。

曲げ試験機をはじめとする各種装置について、ご質問、ご要望等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

※サンプルの加熱観察テスト、横浜事業所に来社いただいてのデモも行っておりますので、
 ご希望の場合はご連絡ください。

 
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