大型塩水噴霧試験(SST)とは

装置や部品などの金属は、沿岸地区や屋外で雨にさらされると錆が発生(金属の腐食)することが良くあります。 塩水噴霧試験(SST)は、塩水を長期間噴霧することで、装置・部品の錆の発生の仕方や、塗膜・めっきなどコーティングの良否の判断などが行えます。

TDMの大型塩水試験機は試料スペース幅1,600mm×奥行1,000mmで大型試験体の塩水噴霧試験に対応します。
大型実体品でもムラなく均一に塩水の噴霧が行え、製品・部品の耐腐食性評価が可能です。

床耐荷重仕様(max200kg)により、重量物・大型部品・組立品や完成品をそのまま試験することができます。

塩水噴霧試験の詳細は以下で紹介しています。

特徴

塩水噴霧試験機仕様

製造メーカー スガ試験機株式会社
型式 STP-160
試験温度 35℃±1℃
噴霧圧力 0.098MPa±0.0025MPa
試料スペース 幅1,600mm、奥行1,000mm
試験槽床耐荷重 200kg
特記事項
  • 1回/年検定実施
  • JIS Z 2371に対応
対応可能な大型製品
  • 室外機
  • 太陽光パネル
    (モジュール)
  • 電動モーター
  • 信号機 ほか
塩水噴霧試験機 全体イメージ写真

塩水噴霧試験機


塩水噴霧試験機 全体イメージ写真

塩水噴霧試験機


 
 
塩水噴霧試験機 全体 写真
塩水噴霧試験機
塩水噴霧試験機試験槽内寸法図
塩水噴霧試験機試験槽

塩水噴霧試験実績

試料名 サイズ
(W×D×Hmm)
重量
(kg)
モーター 400×400×400 30
インバーター 400×300×200 20
リチウムイオンバッテリー 900×600×250 120
油圧シリンダー 1500×200×200 60
 

→大型塩水噴霧試験以外の保有設備はこちら


大型塩水噴霧試験(SST)などのお問い合わせ

TDMの大型設備をご利用頂ければ、今まで不可能であった大型製品の実体試験・破壊試験が可能となります。
大型塩水噴霧試験などの実体試験・破壊試験および、各種機械試験でお困りの場合は、お気軽にお問合せください。
長年培われた技術により、試作・解析・試験方法の立案から治具設計にいたるまで、幅広く最適サービスを提案致します。

試験・分析.com
 
引張試験に関するお問い合わせはこちら

製造業関連情報総合ポータルサイト@engineer
© Cybernavi Inc. All Rights Reserved.