1500kN 横型疲労試験とは

各種の部品や製品に様々な負荷を加えて、その疲労強度・耐久性を確認する試験機です。負荷の種類(荷重、振動など)により様々な種類の試験機に分別されます。
TDMの疲労試験機は試料スペース長さ5,000mm×幅2,500mmで小型、大型試験体の疲労試験に対応します。

疲労試験機の詳細は以下で紹介しています。

特徴

1500kN 横型疲労試験機仕様

製造メーカー 株式会社 島津製作所
型式 EHF-UB150/30-210L
最大引張荷重 動的1500kN
静的1700kN
ストローク ±75mm
加振周波数範囲 0.00001~20Hz
試料スペース 長さ5,000mm×幅2,500mm
×高さ約3,000mm
周波数 20Hz
特記事項 油圧サーボ
1500kN 横型疲労試験機 全体イメージ図

設備の全体イメージ


疲労試験事例 (超高圧架線金具)

試料 超高圧架線金具
(電線把持金具)
試料サイズ 幅0.5m×高さ0.5m×長さ0.5m
引張荷重 40kN±10kN
繰返周波数 3Hz
疲労試験機 全体 写真
疲労試験機 全体イメージ
疲労試験機接続部 写真
疲労試験機接続部
疲労試験 写真
疲労試験 写真

写真をクリックすると、拡大表示されます。

1500kN 横型疲労試験機での試験事例

疲労強度試験(製品連結状態)

疲労強度試験(製品連結状態)

写真例のように部品を連結し、一度に疲労性能を確認することができ、試験期間の短縮も図れます。

疲労強度試験(大型製品)

疲労強度試験(大型製品)

写真例は、電線・ワイヤー等を把持させる大型製品(クランプ)の疲労強度試験の模様です。
このように実体サイズでの評価が可能なため、構造設計に有効なデータが得られます。

 
 
 
 

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疲労試験機 全体 写真
疲労試験機接続部 写真
疲労試験 写真