2008.05.30 改訂
震度階級 (1996年気象庁) |
地表加速度 水平最大値(m/s2) |
0 | ~0.009 |
1 | 0.009~0.029 |
2 | 0.029~0.093 |
3 | 0.093~0.29 |
4 | 0.29~0.93 |
5弱 | 0.93~1.7 |
5強 | 1.7~3.0 |
6弱 | 3.0~5.2 |
6強 | 5.2~9.3 |
7 | 9.3~ |
JEIDA-63-2000は、2007年3月に
JEITA-IT-1004に改定され加速度の値が上記のように変更になった。
要求応答スペクトル(図1)を満足する加速度時刻暦(図2)を作成し、その速度時刻暦(図3)及び変位時刻暦(図4)を求めたところ、180mmp-pの変位が可能な試験機が必要であることがわかった。
図1の加速度時刻暦の応答スペクトルは図2データから求めた応答スペクトルであり、要求応答スペクトルを満たす加速度時刻暦が正しいかどうかを確認したものである。
通信機はアンカーボルトで固定すること、地震時に供試品が移動するかどうか、転倒するかどうかを調べる試験ではないこと及び通信機内部に引き出しなどがあり、
それが地震時に滑って外に出ないかどうかなどを調べる試験ではないこと、さらに、供試品の最低固有振動数は5Hz以上であることが確実であることを、お客様に確認した上で、
低周波成分をカットした試験に修正することとした。
要求応答スペクトルを修正し(図5)、これを満たす加速度時刻暦(図6)を作成し、その速度時刻暦(図7)及び変位時刻暦(図8)を求め、
試験機の定格以内であることを確認し、試験を実施した。
試験条件及び試験波形
お客様で、また他の試験所では出来ない試験も、出来ることがよくあります。
見積前の相談は無料です。問題に直面したとき、出来るだけ早い時点で、お気軽にご相談ください。
※お問い合わせには、販売代理店 英和株式会社が対応いたします