OURSTEX 200TXは、京都大学大学院工学研究科 河合潤教授の発明による「ポータブル全反射蛍光X線分析装置」の技術移転を受け、開発・製品化しました。
励起X線に白色X線を用いることにより、従来よりはるかに省電力で、高感度の分析が実現できます。
全反射蛍光X線分析法
蛍光X線分析法
全反射蛍光X線分析法は、通常の蛍光X線分析法とは異なり、試料表面に対して全反射臨界角以下の低角度で入射します。
試料台基板内に侵入せず、基板内部からの散乱X線が発生しないため、極微量分析が可能になります。
Sc, Cr, Co, As, Srをそれぞれ1ng含む蛍光X線スペクトル
30代男性毛髪の蛍光X線スペクトル
測定原理 | 全反射蛍光X線分析法 |
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測定対象 | 液体・飲料水・土壌浸出水・下水など |
測定元素 | (13Al~92U) |
スリット機構 | X線導波路 |
試料台座 | 石英オプティカルフラット |
装置重量 | 約6kg |
試料室雰囲気 | 大気 |
X線定格出力 | 0-48kV 0.2mA max / 48-50kV 0.175mA max |
検出器 | 電子冷却式Si-PIN |
計数回路 | デジタル処理方式 |
使用条件 | 温度:5~27℃ 湿度:20~75% 電源:AC100V、5A 接地:D種接地 |
オプション | インクジェット式カラープリンタ、マウスなど |
アワーズテック株式会社は、21世紀の環境保全、材料開発に不可欠なX線要素技術を駆使し、 小型・省エネ・省資源・低コスト・高性能・利便性を付加した装置造りに専念しています。
オプションもございますので、ご要望をお聞かせくだされば、最適なシステム構成をご提案させていただきます。
ご質問・ご要望等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。