従来のポータブル型蛍光X線分析装置では、1.0kg/m3以下の塩化物イオン量の検出は不可能でしたが、 東京大学との共同研究によって、エネルギー分散型蛍光X線分析装置 OURSTEX 101FAでは、0.1kg/m3までの 検出感度を達成することができました。
また、Al、Si、S、Caなどの元素についても大幅に感度が向上しました。
コンクリート表面の分析例
測定可能
得意な測定
その他、固体・粉体・液体の形態を問わず分析が可能。
測定原理 | エネルギー分散型蛍光X線分析法 |
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測定対象 | 固体・粉体、液体・薄膜・生体試料 |
測定元素 | 12Mg~92U |
試料形状 | MAX35mmφ×35mmH(密閉使用時) 開放時は任意 |
試料室雰囲気 | 大気(真空:オプション) |
X線照射径 | ~10mmφ |
X線ターゲット | Ag |
X線定格出力 | 40kV-1.75mA、50W |
検出器 | シリコンドリフトディテクタ(SDD) |
計数回路 | デジタル処理方式 |
分析ソフトウェア | 自動定性分析・検量線法定量分析、FP法定量分析(オプション) |
CPU | ノート型パソコン(PC/AT互換機) |
その他オプション | プリンタ、アルミ製キャリングケース、ポータブル発電機、三脚、照射ボックス、遮蔽ボックス、真空用試料キャップ |
使用条件 | 温度:5~27℃ 湿度:20~80% 電源:AC100~240V、500W 接地:D種接地 ※液体窒素、冷却水不要 |
外形寸法・質量 | 測定ヘッド部:133×170×273mm、3.9kg XG部:265×340×80mm、5.4kg コントローラ部:320×340×80mm、4.0kg 小型真空ポンプ:1.0kg |
※エネルギー分散型蛍光X線分析装置 OURSTEX 101FAの導入に関しては、事前に労働基準監督署への届出が必要です。
アワーズテック株式会社は、21世紀の環境保全、材料開発に不可欠なX線要素技術を駆使し、 小型・省エネ・省資源・低コスト・高性能・利便性を付加した装置造りに専念しています。
オプションもございますので、ご要望をお聞かせくだされば、最適なシステム構成をご提案させていただきます。
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