OURSTEX 160Mの特徴

  1. 12個の試料ホルダーを装着・測定可能なターレット型試料室
  2. 土壌中のAsとPbの自動補正機能搭載。
  3. 土壌中のFeによるPbへの影響を自動補正。
  4. 非破壊で迅速な組成分析が可能。
  5. 小型・軽量なのでオンサイト分析に最適。
  6. 管理区域の設定は不要です。

短時間で能率よく測定

従来のOURSTEX 160型と同等の光学系・計数系をそのまま備え、試料室を、12個の試料ホルダーを装着し自動連続測定することが可能なターレット型に改良。

ターレットを2個用意することにより、12個の試料測定中に次の12個の試料を前処理できるため、短時間で能率よく測定することが可能です。

エネルギー分散型蛍光X線分析装置 OURSTEX 160M
 
OURSTEX 160Mで測定可能な元素

ピンク 測定可能

オレンジ 得意な測定

応用例

分析例

土壌中の鉛測定スペクトル
土壌中の鉛測定スペクトル
土壌中のカドミウム測定スペクトル
土壌中のカドミウム測定スペクトル
有害物質の検出下限(標準値)
元素 測定時間(300sec)
S 50mg/kg
Cd 3mg/kg
Pb 4mg/kg
Cr 25mg/kg
As 4mg/kg
Hg 6mg/kg
Se 4mg/kg
 
2次フィルター法を用いた土壌中の鉛分析補正

(土壌中の共存元素である鉄による鉛への影響を補正)

土壌中の鉛分析補正
 
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仕様

測定原理 エネルギー分散型蛍光X線分析法
測定対象 土壌分析の環境試料(固体・粉体・液体)
測定元素 S、Cr、As、Se、Cd、Hg、Pb(13Al~92U)
フィルター機構 1次フィルター3種類、2次フィルター2種類自動交換
試料室形状 31mmφオープンエンドサンプルホルダー
試料室雰囲気 大気
X線定格出力 48kV、2mA、最大50W
検出器 電子冷却式シリコンドリフトディテクタ
計数回路 デジタル処理方式
使用条件 温度:5~27℃
湿度:20~75%
電源:AC100V、5A(50/60Hz)
接地:D種接地
オプション インクジェット式カラープリンタ、マウス

※エネルギー分散型蛍光X線分析装置 OURSTEX 160Mの導入に関しては、事前に労働基準監督署への届出が必要です。

お問い合わせ

アワーズテック株式会社は、21世紀の環境保全、材料開発に不可欠なX線要素技術を駆使し、 小型・省エネ・省資源・低コスト・高性能・利便性を付加した装置造りに専念しています。

オプションもございますので、ご要望をお聞かせくだされば、最適なシステム構成をご提案させていただきます。

また、OURSTEX 160Mを用いた土壌簡易分析サービスや、機器レンタルも行っておりますので、 ご質問・ご要望等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

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