耐震試験(三次元振動対応)

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当社で実施する耐震試験は、大型の三次元振動台により、東日本大震災、阪神・淡路大震災クラスの地震波を忠実に再現できます。 耐震が要求される製品の設計に必要な、パワースペクトルや伝達関数などのデータを提供します。

保有する地震波形(耐震試験用)

他社では困難な東日本大震災の地震波形も、当社なら変位・加速度・速度とも忠実に再現!
保有する地震波形(耐震試験用) イメージ
  • 東北地方太平洋沖地震波(東日本大震災):2011
    規模(マグニチュード):9.0
    最大震度:7
  • 兵庫県南部地震波
    (神戸海洋気象台[現 神戸地方気象台])
    :1995
    規模(マグニチュード):7.3 最大震度:6強
  • 新潟県中越地震波:2004
    規模(マグニチュード):6.8 最大震度:7
  • 釧路沖地震波:1993
    規模(マグニチュード):M7.5 最大震度:6
  • 宮城県北部地震波(盛岡地方気象台):2003
    規模(マグニチュード):M6.4 最大震度:6
  • エルセントロ地震波:1940
    規模(マグニチュード):M7.1
    北方向の加速度が最大342ガルと大きいことや、ランダム性(卓越周期の散乱)がよいことから広く採用される。直下型地震における震源近傍の、地盤の固いところでの地震波。
  • タフト地震波:1952
    規模(マグニチュード):M7.3のカーン・カントリー地震におけるタフトの波形。

保有する人工地震波(耐震試験用)

耐震試験用地震波名 主な適用(耐震試験、耐震条件)
NTT人工地震波(1998年12月版) NTTの建物内に収容する通信装置類の標準的な耐震試験
NTTドコモ人工地震波(2018年3月版) NTTドコモにおけるノードビル系通信用建物等に収容される通信装置類
JIS C 6011-2:2011

キャビネット又はラックの機構構造体に対する耐震試験方法

図3図4 NEBS Zone4類
図5図6 JIS C 60068-2-57の一部
附属書 JA NTT人工地震波類似

NEBS(GR-63-CORE Zone4) ISSUE 4, April 2012 ネットワーク機器の耐震試験
EN300019-2-3 Chapter4.2 European Telecommunication Standards 耐地震条件 INDOOR用
EN300019-2-4 Chapter4.2 European Telecommunication Standards 耐地震条件 OUTDOOR用
IEC61587-2 ラック等の耐震試験

事例:耐震試験 耐震性能の評価実験

耐震実験ムービー

東日本大震災、阪神・淡路大震災、新潟県中越地震波の実地震波
再現による耐震実験ムービー公開中

耐震試験事例
電機メーカーA社は、納入先の耐震仕様を満足することを確認するため、IEC規格に規定されている通信制御機器の耐震性能評価試験を実施しました。

耐震試験の事例動画はこちら

耐震試験の試験料金・作業内容

基本試験料

220万円/日(2日目以降は180万円/日)

(1)加速度計 :
39chの計測(計測点1ヶ所につきx、y、zの3chとして振動台1ヶ所、試験体上12ヶ所)
(2)耐震試験報告書 :
1部(和文)※試験最終日の10営業日後に発送します
(3)作業内容 :
試験準備(クレーン操作など)、計測(加速度計取り付け、振動台操作など)、解析、報告書

追加試験料

(1)時間外作業 :
時間外に試験を行う場合、30万円/時間
時間外に作業のみ行う場合、20万円/時間
(2)追加報告書 :
報告書の追加発行、または別種類の報告書を作成する場合、10万円/部(英文の場合は20万円/部)
報告書の再発行:5万円/部
(3)準備・搬出作業 :
  • 搬入、設置を試験前日の午後に行う場合、60万円/半日
    (13:30~17:00の3.5時間)
  • 撤収、搬出を試験翌日の午前に行う場合、60万円/半日
    (9:00~12:30の3.5時間)

※試験日前後の半日作業は、 試験を2日間以上実施するお客様に限らせて頂きます
※半日作業日の場合は、昼食の準備はありません

搬入・設置、撤収・搬出を試験前日又は翌日の終日で行う場合、120万円/日

(4)予備日 :
180万円/日
(5)追加加速度計 :
基本試験料の39chを超える場合、超過分は15,000円/chにてお受けします。
※最大計測数は60chです
(6)校正証明書 :
1万円/ch
(7)歪計測 :

計測料5千円/軸

  • 歪ゲージ貼付料5千円/軸 ※お客様にて貼付頂いた場合は発生しません
  • 歪ゲージ手配料1,500円/軸 ※お客様にて手配頂いた場合は発生しません
(8)重量/重心計測 :
5万円/試験体
(9)変位計測(レーザー変位計) :
15万円/試験体
※最大3試験体まで同時に加振することができます
(10)変位計測(モーションキャプチャー) :
基本計測(計測点1箇所につきx,y,zの3ch)20万円
2点以上計測の場合は追加計測として1測点につき3万円
※詳細は別途お打ち合わせ
(11)フォークリフト :
フォークリフトをご利用の場合、別料金にてレンタル手配いたします。
(12)ビデオ :
  • 撮影及びDVDまたはBR-D作成(四分割または六分割画面の映像データディスク)
    10万円/日(2日目以降は5万円/日)
  • 1画面を抜き出してディスク作成 1万円/データ
  • ディスク焼増し 1万円/1式
(13)震度計 :
15万円/日(2日目以降は10万円/日)
(14)その他 :
事前の試し加振を行う場合、業務量によって費用をお申し受けする場合がございます。

ご注文

お客様所定の注文書または当社注文書にてご注文願います。
ご注文書を受領した時点で、正式に試験内容・試験日を確定させていただきます。

キャンセル料

試験のキャンセルに付きましては、下記の通りキャンセル料をお支払いいただきます。
試験日のご変更もキャンセル料の対象となります。
(試験実施の結果、試験日程が短縮となった場合にも、適用いたします)

※試験日当日より起算したキャンセル料
  1. 1. 2ヶ月前の試験日同日以前まで : 無し
  2. 2. 2ヶ月~1ヶ月前の試験日同日以前まで : お見積料金の50%
  3. 3. 試験日の1ヶ月を切って、当日まで : お見積料金の100%

お支払い条件

試験費用ご請求の翌月末までに現金一括払い願います。
また、試験費用を前受金としていただくことがございます。

パンフレット

「大型三次元振動台 耐震試験のご案内」のパンフレットがダウンロードできます。

パンフレットはこちら

耐震試験についてのお問い合わせ

耐震試験などの試験時間は9:00~17:00(昼休み:12:00~13:00)です。 耐震試験に必要な治具類については、お客様にご準備いただいておりますが、ご相談も可能なのでご要望ください。

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