酢酸イソプロピル (IPAC)

概要

酢酸イソプロピル (IPAC)は、イソプロピルアルコール(IPA)と酢酸のエステルで、化学式がC5H10O2で表されます。
無色透明の液体で、甘いエステル臭を持っています。速乾性の溶剤として、自動車用塗料や工業用コーティング、印刷インク、接着剤などに用いられます。

沸点 約88℃



回収・再生について

廃棄・処理において、関連法規制ならびに地方自治体の基準に従う必要がありますが、廃液(使用済み溶剤)の回収・再生により、溶剤の再利用や廃液処理コスト削減を実現できる場合があります。具体的には、廃液を溶剤再生装置を用いて再生したり、委託企業に収集を依頼してリサイクルする方法が挙げられます。対応企業は、以下をご覧ください。

酢酸イソプロピル (IPAC)の回収・再生に対応した企業

使用量やリサイクル方法によって最適な事業者は異なります。お客様のニーズに合った事業者をご確認ください。クリックで特徴など詳細をご覧いただけます。

・高品質再生
(アップサイクル)
・電子材料用溶剤の精製
・医薬中間体(反応・抽出)溶剤の精製
処理方法
蒸留
形態
委託回収
対応溶剤
C9・C10芳香族炭化水素混合物、イソヘキサン、エチルシクロヘキサン、キシレン、シクロヘキサン、キシレンなど
対応地域
全国

洗浄・脱脂で使われる有機溶剤一覧

炭化水素系溶剤
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その他の溶剤