絶縁抵抗測定器の開発・製造、販売

高性能導通信頼性テスター
RTｍ-100シリーズ

計測スピード最速50m秒/chの高速テスターが 高性能導通信頼性テスター「RTｍ-100シリーズ」です。

数ミリΩと低い抵抗値のデータも少ないノイズで安定して計測。 そのうえ、W265×D330.3×H405という小ささを実現＋4計測ユニット装着で15kgという軽さ。

機械式リレーといった機械的機構がないので故障も少なく、非常に使い勝手が良いテスターです。

高性能導通信頼性テスター　カタログダウンロード

• 高性能導通信頼性テスターの概要
• RTｍ-100シリーズの特徴
• RTｍ-100シリーズの計測事例
• 特注仕様　RTm-30DCのご紹介

計測データイメージ

高性能導通信頼性テスター　RTｍ-100シリーズは、多チャンネル導通信頼性評価装置で、主にヒートショック試験槽内に設置された試験サンプルの抵抗値をモニタリングするものです。

高温環境、低温環境の環境変化（試験サイクル）に同期して抵抗値が自動的に計測され、専用ソフトウェアにてグラフデータやテキストデータで表示されます。また、あらかじめ設定されたＮＧ判定値（絶対値、または変動率）を検出することにより、サンプルの導通信頼性評価を行います。

◆50m秒／CHの高速スキャン

サイクル時間の短いヒートショック試験にも余裕を持って計測を実行します。 CHスキャンが一切ないのでフル実装のシステムでも性能低下が全くありません。

◆精度データ計測

専用設計の計測回路は機械式リレーが無く熱起電力により計測データのシフトを低減。 20mΩ程度の抵抗値でも、正しく測定できます。

◆高性能計測回路

サンプルに印加される電流データ、電圧データを個別ロックインアンプで同時計測し、真の微小抵抗値の計測が可能です。

CH毎に色分けされ、使い
勝手の良いケーブルです

◆ノイズを徹底的に排除

ツイストペアケーブル採用で計測ケーブルに伝搬するノイズを効果的に低減。
数ミリΩと低い抵抗値のデータも少ないノイズで安定して計測できます。

◆AC/DC計測機能を標準搭載

印加電流はAC、DCを試験単位で切り替えて出力し計測できます。
試験の要求に応じて使い分ける事ができます。

◆小型軽量

W265×D330.3×H405という小ささを実現し、4計測ユニット装着で15kg。
持ち運び自由自在で試験槽横のせまいスペースで直ぐに試験が実行可能。
筺体タイプは、96CH、240CHの2種類をラインナップ。

標準ケーブル3.5m先端においても微小抵抗をノイズの影響を抑え、高精度で安定して計測することができます。 以下に実測データを掲載します。

計測条件

計測サンプル	5mΩ（チップ抵抗）
試験環境	常温、常湿
印加電流	AC電流(オートレンジ)
データ収録	定期収録（１分間隔）
標準ケーブル	3.5m先端にて

高性能導通信頼性テスター
RTm-30DC

RTｍ-100がさらにグレードアップ！

印加電流を0.25A〜3Aまでの間で0.01A単位で任意に設定することができます。

「RTm-30DC」は同社製品「RTm-100」より、さらに微弱な抵抗値を計測できるようになりました。最大3Aまで電流印加して導通信頼性試験が行える、業界初の多チャンネルテスターです。
「RTm-30DC」は印加電流を0.25A〜3Aまでの間で0.01A単位で任意に可変できます。だから評価対象のVIAに与えるエネルギーを最適化でき、より理想的な導通信頼性評価が可能です。

RTm-30DCの特長

◆DC100mA〜3A　任意の定電流計測を実現

1ピア・スルーホールなどの微小抵抗値も、高分解の計測を実現。

◆高精度データ計測

専用設計の計測回路は、機械式リレーを排除し熱起電力による計測データのシフトを低減。

◆高性能計測回路

計測電流に最適な計測レンジを計測ユニットに搭載し、S/Nの高い計測を実現。

◆計測タイミングを指定可能

チャンバー高温移行時点からの計測タイミングを指定し、高安定。高確度の計測が可能。

◆ノイズを徹底的に排除

CH毎のツイストペア構造の計測ケーブルで、伝搬するノイズを効果的に低減。

◆高メンテナンス性

電源部・制御部・計測部とモジュール構造採用で、容易な保守性を実現。

◆小型・軽量

持ち運び自由自在だから、試験槽横のせまいスペースで試験を実行できます。

◆その他仕様

4端子計測／最大CH数160／デジタル入力／試験槽連動モード／定期収録モード／USB通信／Win7対応／熱電対入力(Opt)