製鉄業での大型ロールの傷補修、修理
製鉄業での大型ロールの傷補修、修理 |
製鉄業でのロールには大型のものが多いが、通常槽めっき、溶接、溶射で補修が行われます。しかし、槽めっきでは価格、工期の点で難しく、溶接や溶射ではその荷重から発生するクラックの恐れがあります。そのようなケースでは、部分めっき補修のメリットが特に大きくなります。
事例
部品:バックアップロールの軸受部(重さ45トン、軸受部分の円周は1メートル)
傷:円周上に幅10mm、深さ1mm以上の傷
補修方法:大型旋盤に取り付け、ロールをまわしながら部分めっき
このようなケースはあまりなく、傷も深かったため、懸念もありましたが、仕上がり寸法より0.1mm〜0.2mmの研磨代をいれて、補修を無事終了しました。
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製鉄業のロールの補修について、また、その他生産設備の補修について質問がおありでしたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。 |