高周波誘導加熱の原理
高周波誘導加熱では、被加熱体が自ら発熱を起こします
高周波電流を流すことにより発生した磁束が導電体と交差すると、導電体内に高周波の循環電流(渦電流)が誘起し、この電流が導電体の固有抵抗にしたがって流れ、発熱を起こします。
被加熱物自体の内部発熱で、周波数や加熱コイルの形状で加熱状態が加減できます。電気制御回路で急速加熱が容易なため、制御性がよく、自動化ラインに最適です。
高周波電流の周波数が高いほど、誘導電流は外周辺に集中します
高周波加熱の特徴・利点
- 瞬間加熱ができる
- 局部加熱ができる
- 均一加熱ができる
- クリーン加熱ができる
- 表面のみの加熱ができる
- 自動化が容易である
- 小型・軽量である(トランジスター・SCR方式)
- 回路電圧が低く安全である(トランジスター・SCR方式)
- 変換効率が高く抜群の省電力タイプである(トランジスター・SCR方式)
- 既設の電子管指揮加熱装置からの置き換えが可能である(トランジスター方式)
高周波加熱の主な用途
ろう付け装置
お問い合わせ
- デモ機の貸出し致します!
貴社での加熱試験、実際に自動機に組み込むなど、加熱動作確認を希望の方は
有料にてお貸し致します。加熱効果がご自身の目で即、確認可能です。
- サンプルの加熱テスト致します!
弊社内で希望条件に沿った加熱試験を行います。
(サンプル内容によっては有償となる事がございます。)