PPWR対応企業 特集

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2030年
リサイクル設計義務化
向けた準備始まっています

PPWR(EU包装規則)は、包装廃棄物の削減と循環型経済の実現を目指してEUが導入する包括的な規則です。
すべての包装材が対象となり、設計からリサイクルまでサプライチェーン全体に影響を与えます。

  • 2025

    規則発効(2月11日)

    PPWR(EU包装規則)が正式に発効。

  • 2026

    一般適用開始(8月12日)

    主要な要求事項要求事項が順次適用開始。 有害物質の使用規制適用開始。

  • 2030

    包装のリサイクル適性要求が本格化

    プラ包装の再生材最低含有率の適用、輸送時等の空隙率50%上限の適用等。リサイクル性能等級C(可能率70%以上)

PPWRで何が変わるのか
包装づくりの「当たり前」が変わります

規則が求めているのは、単なる規制強化ではなく、包装のつくり方そのものの発想転換です。
5つの観点から、何がどう変わるのかを整理しました。

  • 空間の余白 2030年〜

    梱包の「隙間」がなくなる

    製品より一回り大きい箱に、緩衝材を詰めて隙間を埋める梱包が当たり前だった
    空隙率50%以下を目安に、製品サイズぴったりに最適化した梱包設計が求められる
  • 素材構成 2030年〜

    「強ければいい」が通用しなくなる

    強度を優先し、紙・プラスチック・金属など複数素材を組み合わせた複合構造の梱包材が主流だった
    リサイクルのしやすさを前提とした単一素材化・易分別設計が必須に。等級ごとのリサイクル性能評価も義務化される
  • 原料 2030年〜
    2040年にさらに引き上げ

    「新品の原料」だけでは選ばれなくなる

    バージン(未使用)プラスチック素材のみを使った包装材が一般的だった
    プラスチック包装には再生材の最低含有率が義務化され、含有率の証明・トレーサビリティが求められる
  • 化学物質 2026年8月〜
    すでに適用開始

    「社内基準」では足りなくなる

    防錆剤やコーティング材に含まれる成分は、各社の社内基準・経験則で管理されていた
    食品接触包装ではPFAS(有機フッ素化合物)の使用が厳しく制限され、第三者による成分分析・証明書の提出が必要
  • 使い方 2030年〜

    「使い切り」が前提でなくなる

    輸送のたびにパレットや通い箱を使い捨て、廃棄するスタイルが一般的だった
    輸送資材はリユース(再使用)が原則となり、耐久性・回収の仕組みまで含めた設計が求められる

EU輸出企業が直面する4つの課題

  • サプライヤー側の対応の遅れ

    サプライヤーからのエビデンス提出の遅れや、包装材の再設計が進まないリスク。

  • 技術的な矛盾

    製品の保護性能・機能性とリサイクルの可能性の両立が求められる。

  • 対象範囲の確認

    自社の製品や梱包材が規制対象となるかの判断が難しい。

  • 増大する業務負担

    情報収集、エビデンス作成、顧客対応などの業務負担が増大。

PPWRに対応した梱包設計が可能な企業

日通NECロジスティクス株式会社

日通NECロジスティクス株式会社

PPWRに対応する環境配慮型包装設計に多くの実績あり。
評価試験もワンストップで対応可能。事例を掲載中。

詳細を見る→

「具体的な物質リスト」今年末
早くからの対応が必要です

物質リストの公表を待ってから対応を始めるのでは、
3つの観点から時間的に間に合わない可能性があります。
今からの準備がスムーズな対応とビジネスの継続につながります。

  • 設計変更は時間がかかる

    包装設計の見直し・検証には長いリードタイムが必要です。

  • 調達先の巻き込みが必要

    サプライヤーとの協議・再設計には十分な時間が必要です。

  • 分析・試験・証跡整備は前倒し必須

    データの分析・試験・証跡整備には時間とコストがかかります。