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日刊工業新聞 平成17年2月20日 コンテナに光触媒 福岡-成田便 青果物の鮮度維持 日本航空(JAL)は光触媒技術を使った生鮮貨物の鮮度維持装置を航空貨物コンテナに装着、福岡-羽根田便の輸送で利用を開始した。航空機に同鮮度位置装置を導入したのは今回が初めてとみられる。試験では輸送中に発生するエチレンガスの約44%を抑える効果を確認している。同社は同装置のメーカーである盛和工業(横浜市、栗屋野香社長、045-471-4700)と輸送方式について特許を出願、高付加価値輸送として提供する。 今回導入したのは盛和工業が東京大学先端科学技術研究所センター橋本研究室と産学連携で開発した鮮度維持装置。酸化チタン光触媒をコーティングした多孔質セラミックスフィルター、紫外線ランプを組み込んだ空気浄化装置で、青果物などから発生し腐敗を促進するエチレンガスや浮遊菌を光触媒反応で分解、鮮度を維持できる。 JALでは荷主や輸送業者と数回にわたって試験を実施、エチレンガスなどの除去効果を確認している。4コンテナに同装置を1台ずつ装着しており当面、佐賀県産のイチゴを週4回、400パック程度を福岡空港から輸送、東急ストアの店舗でその日に販売される。今後、国際貨物を含め青果物の鮮度を高めてブランド力の強化をめざすニーズに対応していく。 橋本和仁東大先端研究所長(東大教授)談 今回の製品はフィルター部分に工夫があり、高いガス分解・除去効果がある。青果物の品質維持がはっきり見え、経済効果に直結する分野に応用されることで、特徴が発掘され有用性が確認されると期待している。 |
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