天然マイカ(雲母)は電気絶縁材料として古くから知られていますが、高温に弱く、成形性が悪いため、高度の用途には使用されませんでした。

弊社では、長年にわたって培われたセラミックの製造技術を基にして、フッ素を含む合成マイカ焼結技術を完成させ、耐熱性に優れ、超精密機械加工ができる マイカセラミックを開発しました。

マイカセラミックの特徴

  1. 乾式で超精密機械加工(旋削、平削り、切断、穴あけ、ネジたて)ができます。
  2. -273〜1100℃の温度範囲で使用できます。
  3. 電気絶縁性に優れています。
  4. 断熱性に優れています。
  5. 熱膨張係数が大きく、金属との組み合わせ材料として使用できます。
  6. 自社加工ができるため、機密が保てます。
マイカセラミック
 

特徴と用途

絶縁板や絶縁用治具、高温で使われる部品など金属では使用できない部分で使われています。

電気特性

優れた絶縁性がありますので、高電圧、高温度の用途に適しています。


他材料との比較

特性/材料 マイカセラミック
(TMC-110)
アルミナ
(HA-92)
フォルステライト ポリテトラフロロエチレン
見掛比重(g/cm3 2.4 3.6 2.8 2.18
吸水率(%) 0.1 0 0 0.01
曲げ強度(MPa) 70 380 160 -
圧縮強度(MPa) 320 1400 - 12
機械
加工性
穴あけ × ×
切断 × ×
旋削 × ×
最高使用温度(℃) 1100 1500 1000 250
熱膨張係数(/℃) 11.7×10-6 7.6×10-6 10.2×10-6 43.5×10-6
絶縁破壊電圧AC(kV/mm) 20 15 10 19
熱伝導率(W/mk) 2 23 4 0.5
コスト 小型品大量
大型品少量 × × ×
便利さ × ×

マイカセラミックについてのお問い合わせ

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